新潟市北区にて、セメント瓦の塗り替えの様子です。
屋根材には多くの種類がありまして、その材質によっては塗装方法や工程、使用材料が異なる場合がございます。
前回投稿と重複する部分もありますが、セメント瓦の塗装方法について説明していきますね!(^^)!
セメント瓦とは？
セメント瓦とは、、１９７０年代から１９８０年代に流行したセメント製の瓦のことで、セメントと川砂を重量比で1：2～1：3で混ぜたモルタルを型に入れて製造されます。陶器瓦より価格が安く製造しやすいため以前は多くの住宅の屋根に使われていました。
紫外線・風雨・温度変化等で塗膜が劣化することで、セメント瓦の吸水がすすみ、セメントの成分であるカルシウムが流出してしまうと、ザラザラした骨材が現れ、劣化の進行をはやめてしまうため、長持ちさせるためには表面の塗膜が剥がれる前段階での塗り替えをお勧めします。
今回も工程は、表面の苔や弱った塗膜を手道具を使用し取り除いてから高圧洗浄し、
下塗り→中塗り→上塗りを刷毛とローラーを使用し塗装しました。
施工中画像の白い塗料が下塗り材で、この塗料で表面に厚みをつけています。
過去は、エアレスと呼ばれる吹き付け機械で塗装する事も多くありましたが密集地などでは塗料ミストが飛散しますので、弊社では刷毛とローラーを使用した塗り替えがメインとなっています。
下処理を丁寧に行えば次のメンテナンスは１０年後またはそれ以上でもよいと思います。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました(^^)/
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