よくある質問

基礎知識Basic knowledge

外壁塗装はDIYで行えますか?

近年の塗料はかなり塗りやすくなりましたので、知識があれば可能ですが、家の外壁など広い面積の塗装に関しては、塗料の仕入れ、高所での作業、長年の経験があるからこその判断などを含めて、プロにお任せする事をお勧めします。

作業の工程を教えてください。

作業足場の組み立て→高圧洗浄→劣化状況に応じた補修→養生→下塗り→中塗り→上塗り→養生バラシ→作業足場の解体と、大まかな流れは上記の通りとなりますが、他にもコーキングの打ち替えや、付帯部の塗装が要所に入ります。

施工前に必要な準備はありますか?

家の周りに足場を建てる事がほとんどですので、組む場所に植木鉢などを置かれている場合、完了までの間、移動して頂けますと幸いです。弊社でもお手伝いさせて頂きます。近隣のご挨拶、お知らせなども弊社にお任せください。

足場は必要なのでしょうか?

弊社では2階建て以上の住宅は作業性の向上、安全の確保を優先し、必ず作業足場を設置します。平屋住宅に関しては、状況に応じて脚立足場で対応する事もあります。

作業時間はどれくらいですか?

作業足場組立~塗装工事~足場の解体まで、塗装作業を2~3名の職人で行い、よほどの悪天が続かない限り、2週間ほどで完了するのが弊社の基準となっております。

外壁塗装において、下地処理が重要である理由は何ですか?

下地処理は塗装の仕上がりを安定的に保証するために重要です。下地処理をキチンとした施工方法で行わないと、湿気などから早期に錆が発生したり塗膜の劣化を早めてしまいます。そのために重要な工程です。

外壁以外にも塗装できる部分はありますか?

一般住宅の塗り替えに関しましては、主には外壁・屋根となりますが、それ以外にも塗装することによって耐久性を高めたり、美観を維持できる事があります。一般的に付帯部と言われる軒天、破風板、雨樋、雨戸、霧除け、幕板、水切りがなどがそれにあたります。

既存の塗膜は剥がしますか?

既存の塗膜が簡単に剥がれるという事は、塗膜が下地に密着していない事を意味しています。ですので剥がさずにその上から塗装すると、塗膜が下地から浮いている状態ですので、何か衝撃や力が加わった時にすぐに剥がれてしまいます。工具や手道具で剥がれる塗膜は剥がし、下地を補修してから、密着性を高めるシーラーなどを塗布し、上塗りの工程に入ります。

施工前の点検や調査とはどのようなことをするのですか?

見積りの時の点検のポイントをいくつか紹介させていただきます。
屋根や外壁からの雨漏り有無の確認、外壁の傷み具合の調査、カビや藻、よごれのチェック、隣接する建物や路面、以上を確認した後、最適なプランをご用意いたします。

建物の形状で必要な塗料量は変わりますか?

建物の形状や面積によって塗料の使用量は変わります。一般的塗料は、メーカー記載の標準使用量が定められており、1㎡あたりどれくらいの量を使用する事が適切か、カタログや容器に記載されています。
凹凸の激しい外壁はたとえ面積が同じ1㎡であっても凹凸分の面積が増えるため、より多くの塗料が必要となりますし、それに比べて凹凸のない鉄板などは少量となります。
また下地が吸い込みの激しい傷んだ木等もその分多量の塗料が必要となります。弊社使用上塗り塗料に関しましては大体、一斗缶2回塗りで50㎡程度を目安としております。

塗装面が凹凸になることはありますか?

塗装中施工中のミスにより塗料のダレが生じる事は考えられますが、それは職人の腕にかかっています。その他、吹き付けや特殊ローラーなどを使用し、わざと凹凸を形成し厚い塗膜を作ったり、外観を演出するために模様や柄をつける事を「パターン付け」と言います。

塗料の種類とそれぞれの特徴を教えてください。

外壁塗装には以下のような種類があります。
1.シリコン塗料
シリコン樹脂を主成分とした塗料で、撥水性や耐久性が高く、汚れやカビにも強いため、外壁に向いています。一般的にシリコン塗料より上のグレードがフッ素塗料となります。

2.無機系塗料
セラミックやガラスフレークなどを主成分とした塗料で、耐久性や防水性が高く、色落ちや剥がれにも強いため、長期的のメンテナンスを必要としないとされています。

3.水性塗料
水を主成分とする塗料で、臭いが少なく、環境にやさしいとされています。ただし、耐久性や耐候性は油性塗料に比べると劣るとされています。※種類による。

4.多層塗装
素地塗装や中塗り、仕上げ塗装の3層によって成り立っており、強度や防水性、遮音性など様々な効果が期待できます。

5.リシン塗料
石灰を主成分とした塗料で、防カビ効果や発色の良さが特徴的です。

以上が代表的な外壁塗装に使用される塗料の種類ですが、上記ひとくくりの中にも各塗料メーカー様多くの種類が存在します。建物の状況や目的、ご予算に応じた塗料を選定した上で施工します。

塗装の種類によって施工に必要な期間や工程は異なりますか?

外壁塗装の種類によって必要な期間や工程は異なります。一般的には1~2週間程度ですが、模様を付けたり、2色塗りの場合、劣化部の補修作業に工期を多く要する場合など1ヶ月程お時間をいただく事もあります。また、施工面積や塗り回数、作業する職人の人数によっても変わりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

施工に使用する道具や機材を教えてください。

大きく分類すると2種類あり、主には刷毛とローラーを使用して施工する「手塗り」、スプレーガンを使用して施工する「吹き付け」に分かれます。現在の一般住宅においてそのほとんどが手塗りによる施工です。
弊社においてはセメント瓦などの屋根材には施工条件が良い場合のみ吹き付けを選定する場合がございます。

外壁塗装の種類によって、表面の処理方法や下地処理が異なるのでしょうか?

一般住宅の施工方法においては、ほとんど変わりはないと思います。劣化の少ない場合には高圧洗浄後、コーキングを打ち替えを行い、既存外壁に合った下塗りを使用し上塗り作業となります。劣化が著しく、表面がボロボロになっていたり、剥げている場合にはそこに外壁の部分張替え、パテや樹脂モルタルによる補修作業が入ります。

外壁塗装の種類によって、塗装時に必要な塗布回数や厚さが異なるのでしょうか?

種類によって必要な塗布回数や厚さは異なります。一般的に、塗料の種類や製品の特性、外壁素材や状態などによって、塗布回数や塗布厚さが異なることがあります。
例えば、木材の外壁は吸い込み状況によっては、何度かの下塗りまたは中塗りが必要で、塗料の吸着力を高めるためにも多くの塗布が必要です。外壁の素材や状態に応じて、必要な塗布回数や塗厚を判断することが重要です。

施工時の天候条件や気温に制限があるのでしょうか?

外壁塗装の種類によっては施工時の天候や気温の制限されます。
例えば水性塗料の場合、施工時の気温や湿度によって乾燥が阻害される可能性があります通常は気温が5℃以上、湿度が80%以下かつ天候が悪くない日に施工します。塗装層の密着度等にも制限があるため、施工時の天候や気温の適正範囲を把握して施工することが重要です。

塗装プランや塗料によって、施工会社や塗装職人の技術力が必要となるのでしょうか?

施工会社や塗装職人のスキルや技術力は必要です。下地処理や塗装層の厚さ、塗る回数やローラーの使い方など、塗装作業には様々な技術が必要です。
また、塗料の種類や素材によって、塗料の扱い方が異なったり、しっかりとした施工には高度な技術が必要です。
外壁に使用される塗料についても様々な種類が存在するため、それぞれの特性を理解した上で施工を行う必要があります。

周辺環境に影響を及ぼす可能性はありますか?

塗料に含まれる有害物質や揮発性有機化合物(VOC)などが、空気や水質に悪影響を与える可能性があります。
また、塗料の処理や廃棄物の処理方法にも配慮が必要で、不適切な処理が環境問題につながる可能性があります。塗装業者にとっても、環境に配慮した施工を行う事が求められます。

塗料の乾燥時間はどのくらいですか?

塗料の乾燥時間は、塗料の種類や気温、湿度、塗布量、施工方法などによって異なります。一般的には、水性塗料で約2~3時間で手触りになり、完全硬化1日程度かかります。
油性塗料では約6~8時間程度で手触りになり、完全硬化は1日以上かかります。
気温が低く乾燥しづらい場合や、塗布量が厚い場合などは、乾燥時間が長くなる場合があります。

費用cost

見積もりは必要ですか?

すべてコミコミプランや、ポッキリ価格を提示されている他社様もいらっしゃると思いますが、その家その家で形や形状、面積、劣化の状況が異なりますので、弊社では現地を調査させていただき、お客様に適したプランをご提示させていただいております。

外壁塗装の費用はどのくらいですか?

建物の大きさにより差はでますが、弊社の平均的には屋根の塗り替え無し、外壁のみの塗装で80万円程です。詳しくは外壁塗装工事プランをご確認下さい。

塗料paint

塗料の種類にはどのようなものがありますか?

大きく分類すると、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素が一般的で、メンテナンスサイクルとコストパフォーマンスでシリコンが一番人気です。

外壁塗装をする際に選ぶべき塗料の色は何ですか?

弊社では既存に近い色をお選びいただくお客様が多いですが、中には思い切った色をお選びいただく事もございます。まずはお客様のご要望にできる限りお応えします。

塗料の種類や色の選び方によって、建物の印象が変わるのでしょうか?

選定していただく色によっては印象がかなり変わります。塗料の種類では艶有、3分艶、5分艶、艶消し、からの選定で、近くで見た時のイメージも変わります。色の選定はお客様の好みを重視し提案していますが、現状色に近い色を選ばれるお客様が比較的多いです。

塗料に含まれる有害物質の影響について教えてください。

塗料には有害物質が含まれている場合があります。これには揮発性有機化合物(VOC)重金属、有機塩素化合物などが含まれます。これらの化学物質は、人間の健康や環境に影響を及ぼす可能性があります。明らかに安全な塗料もありますが、環境負荷の低い塗料を選ぶためには成分表示を確認するなどの対策が必要です。

施工効果Construction effect

外壁の耐用年数を延ばすには?

一番重要なのは下地の処理や補修、コーキングの打ち替えです。ここでしっかりとした施工を行わないと、どんなに高級な塗料を使用したとしても早期での塗膜の剥がれや、色あせにつながります。

塗料の種類によっては保温効果・断熱効果はありますか?

外壁塗装に使用する塗料の種類によっては保温や断熱の効果が期待できます。代表的なものとしては、セラミック複合断熱塗料や高反射塗料が挙げられます。室内の温度を保つためのエネルギー消費を削減し、快適な室内空間を維持することができます。
ただし、一般的な塗料よりも高価な場合が多いため、建物自体の断熱性を高める工夫も大切です。また、塗料自体が白色系の場合が多く、他の色を希望される場合は、塗装後に再度上塗りする必要があるかもしれません。

防水効果が期待できる塗料はありますか?

外壁塗装に使用される塗料の中には防水効果が期待できるものもあります。
シリコン塗料:耐久性が高く、外壁に長期間塗膜を維持することができます。また、雨水の侵入を防いでくれる防水効果があります。
膜厚型塗料:塗料の重ね塗りをして膜を形成する事で、防水効果を持ちます。膜厚が厚くなるほど、防水性が高くなります。
フッ素塗料:極めて低い表面張力を持っているため、水が滑りやすく、防水性が高いです。

これらの塗料は防水性が高いと評価されており、外壁塗装においてもよく使用されます。ただし、素地の状況や施工方法、環境になどによって防水効果を十分に発揮できない事があるため、適切な判断と施工が求められます。

外観だけでなく、内部環境にも影響を与えることがあるのでしょうか?

塗料の臭いが内部に漏れ込む事があり注意が必要です。室内環境や周辺住民に迷惑をかける事がないよう、プロの塗装業者による作業が必要です。また、施工時には住民への配慮や防塵対策など、施工方法の説明を行います。

建物の耐久性や劣化の程度によって、必要な塗装回数は異なるのでしょうか?

建物の劣化度合によって必要な塗り回数が異なります。一般的に建物の劣化度合は外壁の状態、塗装の剥離や割れ、汚れなどによって判断されます。建物の劣化度合は個々の建物によって異なるため、プロによる診断や塗装計画が重要です。適切な塗装工程と選定した塗料で長期にわたる塗装効果が得られます。
弊社の標準塗り回数は最低3~5回塗りとなります。

塗装によって防水性能が向上するのは、どの程度の期間が期待できるのでしょうか?

外壁塗装を行う際に塗装によって防水性能が向上する期間は、塗料の種類や施工条件、建物の状態、周辺環境などによって異なるため、一般的には一定の期間を定めることはできません。
シリコンやフッ素塗料など防水性能に優れた種類の塗料を使用した場合には、効果が長期間持続することが期待されます。しかし、建物の劣化や老朽化によって、長期間防水性能を維持することは困難です。そのため、定期的な外壁塗装の見直しやメンテナンスが必要となります。
建物の防水性能を高めるためには、適切な塗料の選定や塗装方法、建物の適切なメンテナンスが必要です。

塗装面は滑りやすくなりますか?

外壁塗装によって、塗装面が滑りやすくなることはありません。塗料の種類や塗り方によっては、表面がぬるぬるした感触になることがあるかもしれませんが、滑りやすくなることはありません。ただし、塗装前にある程度の汚れが付着している場合は、塗装後に外壁が滑りやすくなることがあります。
また、屋根に関しては塗装後、雨などで濡れている場合には塗装前に比べ非常に滑りやすく危険ですので濡れた屋根に上る際は注意が必要です。

塗料によって建物の性能にも影響を与えることがありますか?

塗料の種類によっては、断熱効果や遮熱効果が期待できますので、夏の暑さを軽減し、冬場には断熱効果のある塗料を使用することで内部温度を稼働エネルギーに抑えて調整することができます。
また、塗料に含まれる防腐剤などは、外壁の劣化を防ぐことができるため、建物の寿命を延ばすことにもつながります。さらに、外壁の色を変えることで、外観を一新させる事ができます。これにより建物の見た目を良くし、価値を上げる事ができます。
外壁塗装は建物の性能にも良い影響を与えることができるため、重要なメンテナンス作業のひとつです。

騒音を軽減する防音効果・遮音性が高くなる塗料はありますか?

外壁に特殊な吸音塗料を使用することで、騒音を軽減することができたり、遮音性に優れた塗料があります。遮音性の高い塗料は、建物外壁にゆらぎが生じたときに、そのゆらぎを吸収することで音波を減衰させる効果があります。主にウレタン樹脂系やシリコン樹脂系の塗料が遮音性に優れています。
また、断熱塗料などを使用することで、室内の静粛性を向上させる効果があります。これにより、建物内部で発生する騒音や振動を軽減し、快適な空間を作ることができます。
ただし、吸音塗料や断熱塗料は、一般的な塗料に比べて価格が高い場合があります。また、外壁塗装自体が騒音や振動の問題に対して完全な解決策とならないことも覚悟する必要があります。建物内部の断熱、騒音対策においては、塗料の選択以外にも、断熱材の入れ替えや緩衝材の導入、ガラス、窓枠などの音波の伝わり易い箇所を改善することも必要です。

省エネ効果のある塗料はありますか?

断熱効果がある塗料を使用することで、夏場の室内温度上昇を抑えることができます。これにより空調設備の使用頻度を下げることができ、電気代やガス代の削減につながる場合があります。
その他にも、耐久性に優れた塗料を使用することで塗り替えの回数を減らすことができるため、塗装作業のエネルギーや材料の消費を減らすことができます。

防火効果のある塗料はありますか?

一般的に防火効果が期待できる塗料は、防炎塗料と呼ばれるもので、発熱量や火災による燃焼時間を抑え、火が燃え広がるのを防ぎます。防炎塗料は、建築基準法の防火基準に適合しており、公共施設や高層マンション、商業施設などで使用が義務付けられている場合があります。
また、いくつかの防腐、防水塗料にも防火効果が期待できるものがあります。これらの塗料は、発熱量や火災による燃焼時間を抑えるだけでなく、火災による外壁の損傷や崩壊を防ぐことができます。
ただし、防火性能が期待できる塗料は、一般的な塗料と比べて高価な場合があります。また、防火塗料だからといって、建物が完全に火災から守られるわけではないため、建築基準法の防火基準に基づいた適切な防火設備の取付や、発生時の火災対応策なども併せて考慮する必要があります。

耐震効果のある塗料はありますか?

外壁塗装自体が建物の耐震性を向上させることはできませんが、外壁塗装によって耐震性向上に貢献する方法があります。例えば、塗料の耐久性や防水効果が長期間維持されることで、外壁の劣化を防ぐことができます。外壁の劣化により、脆弱性が高まり、地震に対する耐震性能が低下する恐れがあります。適切な外壁塗料を選ぶことが、建物の耐久性を高めるために重要です。

外壁塗装によって建物の老朽化を防ぐことができるのでしょうか?

外壁塗装で建物の劣化を防ぐ事ができます。外壁には、太陽光や風雨などの自然環境に晒され、防水層や塗膜などの防護層が劣化することで、外壁自体が劣化します。建物の外壁が劣化すると、気温変化による収縮や膨張、風圧などの負荷にたいして耐えられなくなり、建物の構造体に損傷を与える原因となります。外壁塗装を行う事で塗料の防水性や耐久性により、外壁が劣化するのを遅らせることができます。
また、外壁にあるひび割れや剥がれなどを補修し、外壁の強度を回復させることで、外壁の劣化を防止することもできます。

光触媒効果が期待できる塗料はありますか?

塗料の種類によっては光触媒効果のあるものがあります。光触媒塗料は、太陽光や人口光などの光の作用を受けて、空気中の有害物質を分解、除去する働きがあります。これにより、外壁に付着した汚れや臭いを分解するため、美観や衛生面で期待できます。塗料の種類やメーカーによってその効果は異なるため、適切な選定が求められます。

塗料の種類によっては色褪せが少なく、長期間美観を維持することができるのでしょうか?

外壁塗装には色褪せが少なく、長期間美観を維持するものがあります。一般的に塗料の持ちは塗料の耐久性が高いかどうかにかかっています。また、塗料の種類、色、ブレンド、適応表面、気候、外部環境なども建物の外観を維持する上で重要な要素です。そのため、塗料を選ぶ前に、建物の外観と建物自体の特性を考慮して、塗料の種類を決める必要があります。
また、定期的なメンテナンスやクリーニングも必要です。

外壁塗装の種類によってどのような特徴があるのでしょうか?

塗料の種類によって様々な特徴があります。以下にまとめます。
シリコン樹脂塗料:耐久性が高く、色褪せが少ない、防汚性に優れ、汚れが付きにくい、通気性があるため、内部の湿気を外に逃すことができる。
フッ素塗料:耐候性、耐薬品性、耐腐食性に優れている。耐焼灼性があるため、高温の場所にも適している。耐久年数が長く、長期美観を維持する。
ウレタン樹脂塗料:耐久性に優れ、厚みがあり、傷がつきにくい、光沢感あるため美観が良く、色褪せが少ない、シリコン塗料に比べ、防汚性に劣る。
アクリル塗料:塗り易く施工が簡単で安価、耐候性や防汚性はシリコン、フッ素、ウレタン樹脂塗料に比べると劣る。
エポキシ樹脂塗料:耐薬品性や耐久性に優れる。補修性が高く、重ね塗りができる。

シリコン塗料やフッ素塗料などの高級塗料は、どのような場合に選ぶべきなのでしょうか?

シリコン塗料やフッ素塗料は耐久性が高く、長期美観を維持したい場合、メンテンナンスの手間を軽減させたい場合、選ぶべき塗料です。特にフッ素塗料に関しては住宅の塗装において大変高価な塗料ですので、その価値を理解した上で選定するべきグレードです。

ナノテクノロジーが使われた外壁塗装は、どのような特徴があるのでしょうか?

ナノレベルの微小な粒子を配合することで、表面に汚れの付着を制御できます。水の切れが良く、雑菌の繁殖を防ぐため、清掃も楽にできます。塗膜の密着性が向上するため、膜の剥がれやひび割れが発生しにくい高耐久な塗膜を形成します。

外壁塗装の種類によって、耐候性や耐久性、経年劣化が異なるのでしょうか?

塗料は、紫外線・風雨・温度変化・汚れ・酸性雨などの様々な外部要因によって徐々に劣化していきます。そのため塗料の種類やメーカーによって耐久性や耐候性が異なります。塗料の耐久性は使用される樹脂や添加剤、塗布厚などによって決まります。

注意点important point

外壁塗装を行う際に気を付けるべき安全上の注意点は何ですか?

お客様に関しては、敷地内に普段は存在しない作業足場に頭等をぶつける事があげられます。作業する職人にとっては、転落と転倒が最大に注意するべき点であると考えます。

外壁塗装を行った後、塗装面に触れることはできますか?

塗膜が乾燥していれば触れる事は可能です。塗膜の厚み、気温等にも左右されますが、一般的な塗料では触っても塗料が手に付かなくなるまでの時間は約一時間程度ですが、指紋が付いたり、ふれた部分の色あせなどを避けるためにも塗装後一日程度経過するまでは触れない事をお勧めします。

施工途中で天候不良になった場合はどうなるのでしょうか?

外壁塗装は天候の影響を受け易い作業です。不良な天候下で外壁塗装を行うと以下のようなことが起こる可能性があります。
塗料の品質が低下する…悪天候下では、塗料が正しく乾燥せず、品質が下がる可能性があります。
また、雨などの水分が塗料に混ざってしまい、塗料の色味や光沢感が損なわれる可能性もあります。
施工が遅れる…天候不良により、塗装作業が行えなくなる場合があります。この場合、仕上がりの日程が遅れる可能性があります。

最適な時期や条件で施工することが重要です。

複数業者の見積もりを比較するポイントは?

見積りに含まれる内容を詳しく確認し、必要な工程や材料、費用などが適切なものかどうか確認しましょう。また見積りに含まれない費用がある場合は、別途確認をとる必要があります。
外壁塗装の方法や塗料によって、耐久性と塗装費用が異なります。見積を比較する際には、塗装内容を確認し、適切な工程と塗料を選ぶ事が大切です。
契約内容をしっかりと確認しましょう。契約内容には、見積内容や支払い方法、保証などが含まれます。

建物の構造や素材によっては塗装ができない箇所があるのでしょうか?

建物の構造や素材によって、外壁塗装ができない箇所はあります。
例えば、レンガや石などの自然素材は、吸水性が高く、塗料の密着性が悪いため、塗装できない場合があります。

メンテナンスMaintenance

塗装が必要なサインは?

前回の塗り替えから10年経過している。また、目に見えるサインとしてチョーキング現象(外壁を手で触れた時粉状の物が手につく、鉄部に錆が出てきている、色あせ、ひび割れ、剥がれ、コーキングの亀裂等、様々な所からサインが出ます。

塗装を行う頻度は?

使用する塗料のグレード、また前回塗り替え時の施工の加減にもよりますが、10年~15年がタイミングと言えます。

外壁塗装に適した季節はありますか?

前提として各塗料メーカー様が定める気候条件「気温5℃以上」「湿度 85%未満」「雨・雪・強風でない時」を満たしていれば外壁塗装は可能と言えます。したがって新潟の梅雨時期、冬時期でも外壁塗装は可能で、それぞれの季節にメリット、デメリットが存在します。詳しくはスタッフブログをご参照ください。

外壁のクラックやヒビ割れの対策方法は?

住宅の外壁に入ってしまったヒビ割れやクラックに対しての対策としましては、クラック部にコーキングを充填し、その上から塗装する事が一般的です。

塗料の種類と色褪せの関係は?

外壁塗装用塗料にはグレードがあり、それにより艶褪せや劣化が発生する期間が変わります。
上位グレードであるシリコン塗料とフッ素塗料は紫外線や雨水に対抗する耐候性が強く、長い期間塗り替え時の状態を保つ事が出来ます。一般的にシリコン塗料では約10~15年、フッ素塗料では15年~20年の耐久年数が期待できます。

サビやカビ対策は必要?

外壁塗装を行う前にはサビ、カビに対する処置が必要不可欠となります。サビに対する処置は発生しているサビをワイヤーブラシや電動工具を使用し取り除きます。その後高圧洗浄等を使い汚れを除去し、状況に応じたサビ止め塗料を選択、塗装します。
カビに対する処置は、まずはカビ汚れの強さに適した薬品を使用し、塗布した後にブラシでこすり落とします。その後サビ同様高圧洗浄機を使用し汚れを除去した後、十分に乾燥させ、カビの発生を防ぐ下塗り塗料、上塗り塗料を選定し塗装します。

塗装後の手入れについて教えてください。

外壁塗装を行った後も適切な手入れを行う事で塗装面を長持ちさせる事ができます。外壁には自然条件により汚れが付着します。定期的に水で洗ったり、汚れを落として清掃を行う事で劣化を防ぐ事が出来ます。
また外壁に傷をつけてしまった場合、その箇所が原因で腐食が早期に始まる事がありますので、塗装面のダメージを修繕する事が必要です。
あとは定期的に状況をチェックし、必要に応じて塗り替えを行う事も家を長持ちさせる秘訣です。

施工後に塗料が剥がれることはありますか?

メーカー指定の工法、手抜きをせずにキチンとした施工手順で施工していれば、剥がれるというこはまず無いと考えています。すぐに剥がれや色褪せを引き起こす原因として挙げられる事項は「手抜き工事」「塗料の選定ミス」「塗料の薄めすぎ」「知識と経験の不足」であると考えます。

塗装面が変色することはありますか?

外壁塗装後、直射日光の当りやすい場所や風が吹き付ける場所などは、変色が起こりやすくなります。
また使用する塗料によっても変色が起きる事があります。特に安価な塗料になりますと艶退きが早く、メンテナンスサイクルが短くなります。

塗膜が劣化している場合、どのような対策が必要ですか?

劣化した塗膜は剥がす必要があります。劣化した既存の塗膜を剥がす事で新しく形成する塗膜が効果的になります。機械的に削り取る方法や、化学溶剤を使用し古い塗料を剥離する方法があります。
劣化した既存の塗膜を剥がした後、下地処理を行い、下塗り塗料を塗って下地を整えます。
劣化した既存塗膜がある場合、そのまま上から塗装してしまうと、塗膜が剥がれてしまったり、良い塗料を使用したとしても、十分にその効果を発揮できない可能性があります。現状の建物に合わせた処置を行う事が大切です。

劣化が早まる要因はありますか?

外壁塗装に使用される塗料は、紫外線、湿度、気温など外部からの自然条件による劣化が不可避です。塗料のグレードによって塗膜劣化の差はもちろんございますが、施工時に不適切な処理をした場合、塗装面に空気や水分が入り込み劣化を促進させる原因となります。

塗装プランによって、保証期間は変わりますか?

業者様によっては塗料、または施工のグレードに応じて保証期間が変わる業者様も多いと思います。弊社ではすべてのプランに5年間の保証と1年毎の無料点検をセットにさせていただいております。

保証内容を教えてください。

施工不良が原因のために問題が発生した場合には保証が適用され、補修または再塗装させて頂きます。ただし、自然災害や事故などの外的要因によって壊れた場合はには保証が適用されない事があります。